コラム

単語を区切ってゆっくり話す英語は丁寧でわかってもらえやすいと思う人がいますが、全くそうではありません。

ネイティヴのようなアメリカ英語を話すために理解しなければならない重要な違いが他にあります。それが「リエゾン」（2語の連結）の違いです。

日本人にとってアメリカ英語を聞き取るのは非常に困難です。

ネイティヴが話すナチュラルスピードのアメリカ英語は、多くの音が省略されているからです。

コラム４では、車や運転に関する語彙の違いについてお話しました。今回は買い物編です。

イギリス英語とアメリカ英語は互いに理解しあえる英語ですが、文法的にはいくつかの違いがあります。

“Water”「水」という言葉を書いてみると、どんな種類の英語（例えばイギリス、アメリカ、オーストラリアなど）でも同じスペルになります。しかし、実際に発音してみると、イギリス英語の発音は“wɔ:tə ”になりますが、アメリカ英語では、“wɑ:dɚ”と発音します。同じ単語ですが全く音が違います。日本語で例えてみると、「一昨日」を標準語では「おととい」と発音し、方言によっては「おとつい」と発音することがあるのと似たような感じです。

映画やドラマを見ていると、アメリカ人は‘r’を強調し連発しながら話しているように聞こえませんか？イギリス英語と比較してみると、その違いは歴然です。これはどうしてなのでしょう？

生徒さんで、62才で英語の勉強を始めて、68才でガイド試験に合格した方がいらっしゃいます。