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[2] 時制 10. 時制の一致( Sequence of Tenses )

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[2] 時制 10. 時制の一致( Sequence of Tenses )

10.  時制の一致( Sequence of Tenses )

10.  時制の一致( Sequence of Tenses )
10.1  従属節中の動詞・助動詞を過去にする場合
10.2 従属節中の過去形のない助動詞 , must, ought to, used toは形を変えないで使う
10.3  従属節中の動詞を過去完了にする場合
10.4  時制の一致の例外
10.4.1  一般的真理を表す場合(主節の動詞が過去でも従属節が現在形)
10.4.2  現在の習慣・特性・職業・社会通念を表す場合(主節の動詞が過去でも従属節が現在形)
10.4.3  眼前の事実を言う時(主節の動詞が過去でも従属節が現在形)
10.4.4  歴史上の事実(主節の動詞が過去で、従属節の動詞は過去完了にしないで過去のまま)
10.4.5  仮定法(主節の動詞が過去でも,仮定法の従属節中の動詞はそのまま)

 

10.   時制の一致( Sequence of Tenses )
10.1   従属節中の動詞・助動詞を過去にする場合

主節の動詞が過去の時は,従属節中の動詞は、過去か過去完了にする。これを時制の一致( Sequence of Tenses ) と言う。但し,主節の動詞が現在および未来の部類に属する場合には、従属節中の動詞は、どのような時制でもよい。

10.1  従属節中の動詞・助動詞を過去にする場合

He says that he is honest.現在+現在彼は正直だと言っている。

He said that he was honest. 過去+過去 彼は正直だと言った。

He says that it will rain soon.現在+未来 直ぐに雨になるだろうと彼は言っている。

He said that it would rain soon.過去+過去 直ぐに雨になるだろうと彼は言った。

 

10.2 従属節中の過去形のない助動詞 , must, ought to, used toは形を変えないで使う

I say that you must study hard. 現在+現在私は熱心に勉勉しなければならないと言う。

I said that you must study hard. 過去+現在 私は熱心に勉勉しなければならないと言った。

He tells me that he used to be a high school teacher. 

現在+過去彼は私に嘗て高校の先生だったと言う。

He told me that he used to be a high school teacher. 

過去+過去彼は私に嘗て高校の先生だったと言った。

 

10.3  従属節中の動詞を過去完了にする場合

He says that he was ill.現在+過去彼は病気をしたと言っている。

He said that he had been ill. 過去+過去完了彼は病気をしたと言った。

He says that he has been ill. 現在+現在完了 彼は病気をしていると言っている。

He said that he had been ill. 過去+過去完了彼は病気をしていたと言った。

 

10.4  時制の一致の例外

10.4.1  一般的真理を表す場合(主節の動詞が過去でも従属節が現在形)

Benjamin Franklin was well aware that light travels faster than sound.

 ベンジャミン・フランクリンは光が音より速いことをよく知っていた。

We were taught at school that the earth is round.地球が丸いことを学校で教わった。

注:時制を一致させて表現することも認知されつつある。

10.4.2  現在の習慣・特性・職業・社会通念を表す場合(主節の動詞が過去でも従属節が現在形)

My grandpa would often say that time flies. 祖父は光陰矢の如しとよく言っていた。

He told me that he gets up at five every morning.彼は毎朝5時に起きると言った。

注:時制を一致させて表現することも認知されつつある。 

10.4.3  眼前の事実を言う時(主節の動詞が過去でも従属節が現在形)

 I heard that you have an intention of proceeding/going to university.

君は大学に進学するつもりだと聞きましたが。

10.4.4  歴史上の事実(主節の動詞が過去で、従属節の動詞は過去完了にしないで過去のまま)

 The teacher said that Columbus discovered America in 1492.

 先生は、コロンブスは1492年にアメリカを発見したと言った。

10.4.5  仮定法(主節の動詞が過去でも,仮定法の従属節中の動詞はそのまま)

もし,彼女が生きていたら、喜ぶでしょうと彼は言った。

He said, “If she were alive, she would be glad.”

He said that if she were alive, she would be glad.

She talks as if she knew everything. 彼女は何でも知っているかのように話す。

She talked as if she knew everything. 彼女は何でも知っているかのように話した。

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